大学生活

アメリカの大学における学生の飲酒、喫煙(マリファナ)、飲酒運転について⑵それぞれの意見

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前回のブログ、

アメリカの大学における学生の飲酒、喫煙(マリファナ)、飲酒運転について ⑴http://ryugakublogs.com/1054/

ではアメリカの大学での飲酒喫煙、飲酒運転の実際について書きました。残念ながら飲酒運転による死亡事故という悲しい事故も起きてしまいました。
それ以降、私はどうしたら娘が危険に巻き込まれないで留学生活を送れるか、それは本人のこころがけの範疇なのか、それともその範疇を超えているのか・・・日本の常識では到底理解できないためいろいろな人に話を聞きました。

ロス在住日本人、同じ年の娘さんを持つお父様の考え

以前よりこのブログで登場しているロスのお父様です。

今回の件を相談したところ、非常に悩まれて相談に乗ってくださいました。

ロスでは交通機関が発達しているため飲酒運転はせず、UBERなどを使用する。

若い子はお酒が買えないため、みんながドラックをする。これはアメリカにいればどこにいても変わらない。

なるべく早くに学校を変え、門限のあるホームステイ先にかえたほうがいいのではないか。

まずは語学学校に通い周囲の人に聞きながら大学をさがす。

女の子はレイプなどの危険もあるため、安全が第一である。

このようなアドアイスをくださいました。父親目線で同じ年の娘さんを持っているため、親がすべきこと、安全が一番であることを教えてくださいました。またロスは学費が、高いとのことでした。

アメリカに留学中の日本人留学生3人の考え

〇お一人目 アメリカの治安のいい都市部の4年制大学に留学中の学生さん

飲酒、マリファナは学校で厳しく取り締まっており、体育系の部活なので、抜き打ち検査もあり、見つかれば退部である。

自分からそのような場に行かないことが留学では必要である。

彼の大学は町にある大学なので、公共交通機関を使用したり、自転車や徒歩で用を足すことができる。

もう少し様子を見て、今の環境が自分に適していないなら自分で転学先を考えたほうがいい。

アメリカには4000もの大学がありエージェントが進める大学は一部なので、自分で探すといいだろう。(彼も今の大学は自分で探して転学してきたそうです。)

彼はスポーツ留学生なので、硬い意志と強さがあり、いつもアドバイスをいただき、引き締まる思いです。そして、安全な都市部の大学という、今までになかった選択肢だったので、とても参考になりました。

〇お二人目 NYで語学学校に通っている学生さん。

もしかしたら州によって違いがあるのかもしれない。事前に州や大学について調べたほうがいい。

NYは規制が厳しく、薬や飲酒運転などの違法行為はあまり聞かない。

転学は可能であるならすべきではないか。

娘に自制心を持ってもらう。

NYは地下鉄が24時間動いていて、夜に乗らなければ便利で日本と変わらない。

ホームパーティーもクラブも毎週行くが、危ないことは起きていないが、飲み物から目は離さないようにしている。(薬入れられると)

どれだけ気を付けていても危険の種が転がっているのがアメリカ。

アメリカは危険もあるが刺激的で楽しいので危険が少ないエリアで留学を続けてほしい。

このようなアドバイスをいただきました。

州によってもこれほど違うのか、といったことがよくわかりました。彼自身もご自分で気を付けていることもよくわかりました。NYの地下鉄は怖いイメージがありましたが、今は昔と違うのでしょうか。NY州にとても興味がわきました。

〇3人目 NY州立大学に通う学生さん

現在ここの大学に編入をかんがえており、私がSNSから直接連絡を取り、学校について教えてもらいました。

マリファナに関しては、たまに寮内外でマリファナの匂いがするが吸っているところは見たことがない。

パーティーではほぼ全員がお酒を飲むが、強制ではなく飲みたくない人は飲まない。

大学から町へ30分おきにシャトルが出ているため生活にはこまらない。週末は自然が多く、釣りや冬にはスキーをする人もいる。

日本人留学生が多くいるため親身になってくれる。

学校の様子がわかり、とても参考になりました。初対面なのにとても親切に相談に乗ってくれました。また、同大学の女子生徒さんを紹介していただき、娘が直接彼女とやりとりをし、大学のお話を聞くことが出来ました。その後、娘が彼ともお話をしたいということでお願いしたところ快諾してくださいました。お話の内容はまだ聞いていません。しかし、初対面でSNSを通じていきなり連絡させた頂いたのに、本当に親切に対応してくださいました。

エージェントへ相談した結果

ここまでバックアップしてくださった頼れるエージェントさんですが、大学のこのような現状は耳に入ってこないようで、やはり、エージェントや大人にはそういた話は耳に入りにくいものなのだ感じました。とくに、娘の大学は今までに女子を送り出したことが無かったとのことで、男子と女子ではまた違うのかもしれません。

エージェントさんとしては、

こういった状況では自分で断ることが大事であると。

また危険から距離を置く、勉強を優先することが大事で、それをはっきり言えるようになることが必要だと。

しかしながらこのような状況で、本人が怖がっているし、環境もよろしくないので、今なら1月の転学もギリギリ間に合うので、検討してもいいかも、と転学できそうな大学をリストアップしてくださいました。また、リストアップした中で、大学の関係者に状況を話して下さり、転学ができるか、学生はどのような感じなの、飲酒やマリファナは実際どうなのか、など聞いてくれました。国際電話で娘の相談にも乗って下さり、海外での過ごし方、勉強についてなど様々なことを教えていただきました。

出願まで期間が短く、いざ転学と決めたら書類などを早急に準備しなくてはなりません。

そのため、時間のかかる成績証明や推薦状などは娘の意志を待たずして早めに高校お願いしました。残高証明書(英文)もとりなおしました。あとは娘がどうしたいか、という事です。しかし、一年半かけて準備し決めた大学をこの短期間(2週間足らず)で決めることはとても本当に大変なことです。

アメリカンセンターでカウンセリングを受けた結果

アメリカに留学するひとのために情報を提供したり、相談に乗ってくれるアメリカンセンター。予約するとカウンセリングをうけれます。

場所は大使館がある溜池山王駅から歩いて10分かからないところにあります。セキュリティがあり、空港のような検査を受け面接になります。

ここでは特定の大学のあっせんはおこなわれないため、自力で留学する方へ、公平なアドバイスがなされます。

担当の方は今回の話を聞いて驚いていました。公的機関であるため、このようなセンシティブな話は勿論入ってこないし、相談に来た学生が、留学後の報告をくれるわけではないので、余計にそのような情報はないとのことでした。

しかし、転学希望の大学に関してしらべてくれたり、転学についてや、学校の単位のとり方などについてなどおしえてくれました。

ここで教えてくださったサイトが役に立ちました。4000以上ある大学から条件をいれてしぼりこむ、そんなサイトです。

アルコールフリー、ドラックフリーの大学と検索すると、アルコールやドラックに対し、禁止や規制をしている大学がリストアップされます。

これから大学を決める方は活用できると思います。(スマホではなきPCでアクセスして下さい)

https://bigfuture.collegeboard.org/college-search

(例)College Board[Campus & Housing]の[Special Housing Options]で、Wellnessを選択

 housing: alcohol/drug/smoke-free”を選択。

 その他にも大学選択条件があれば、入力して、[Close & See results]をクリックすると条件に合った大学がリストアップされます。

また編入にかんしては以下のサイトに情報がまとまっています。

よくある質問-編入について
http://www.fulbright.jp/study/res/faq06.html

 大学選択方法については、以下のサイトを紹介してくれました。

大学準備スケジュール
 http://www.fulbright.jp/study/schedule/index.html#step3

 EducationUSA アメリカンセンター
 電話:03-5545-7435 (月・水・金 13:00~17:00)
 資料室開館時間: 月-金 13:00-17:00

http://www.fulbright.jp/study/index.html

https://americancenterjapan.com/study/

ニューヨーカーのご主人を持つ先輩へ相談した結果

NYは飲酒に関しては厳しいので、学生がそのような状況になるのは個人的問題が大きいのではないか、という見解でした。

または州によって法律も違うのでそのようなことなのか、と。

タクシーもつかまらないような場所で、言葉も文化もなじめていない子供がこのような環境にいることは、生活上のハンディキャプも考え、親として我が子なら転校か、パーティに一切行かせない、それでしか子供を守ることはできないとのアドバイスをいただきました。

家族の意見

この問題に関しては夫や家族とも毎日のように話し合いました。

高校1年生の弟は、なぜ帰国させないのか、帰国しない理由が他にあるのか、もしプライドがあるならそんなプライドはいらない、帰国した方がいい、という意見でした。大人になったな、と思いました。心配する私を気遣ってくれ、とても助かります。

中学一年の妹は、もちろん帰国、帰ってこないなら、お菓子一年分でつる、などかわいらしい意見ですが、本当に心配してくれています。どうした?決まった?と心配な様子です。同じ部屋で過ごしていた姉妹ですから、当然のことでしょう。

夫とは帰国させるか、転校させるか、このまま残って様子をみるか、話し合いに話し合いをかさね、本人が転学したいならそうしよう、転学しないなら帰国もしくは約束をまもらせ、一切危険行為に近づかないようにするしかないという結論になりました。私はその事件があってから、仕事もしながら娘とやりとりをし、時間ができたら高校やエージェントに行く多忙な生活をしていて、心配もピークとなり少し精神的におかしくなりました。

夫はそんな時、ドライブに連れ出してくれ、美味しいものを食べ一緒に考えてくれて、本当にたすかりました。

私は一緒に準備してきた責任もあるので、責任を感じて心配で胸が張り裂けそうな日もあります。だからこそ、娘と密に連絡を取り合い、毎日のように娘と話しあいをしています。

娘の考え

事故があってからはちょうど、娘ははじめてのテスト期間を迎えていました。娘は気持ちの整理のつかぬまま、課題やテスト勉強に取り組みました。

今の大学のいいところを考えてみたり、どうしたら危険に巻き込まない生活を送れるか、もし転学してもまた同じような状況なのではないか、転学すれば金銭的に負担をかけることになる、などたくさんのことを考え娘の結論は出ていません。

しかし、やはり自分で移動すらできない、周りには行くところもない、勉強よりも部活パーティを優先する学生が多いため、環境を変えたほうがいいのでは、と思っているようです。

留学に危険はつきもの!?

日本をでた時点で、安全の保証はされないかもしれません。

この話題に対しては、自己管理をしなければどこに行っても同じだよ、とかアメリカなんてこんなもんだよ、と思われる方も多いと思います。すべてにおいては、自己責任である、とか。留学に危険はつきものだよ、とか。

しかし、いくら危険に近づかないようにしても、リスクの高い環境ではそれだけ危険も高まります。実際留学して2ヶ月もたたないうちに、このような痛ましい事故を目の当たりにするこの環境は、危険度としては高いのだとおもいます。

危険をすべて避けることなど到底無理ですが、危険な状況にあえて身をおく必要もないかと、、。

改めてわたしは、環境を整えることがこれほどにも大事なのか、と痛感しました。

安全に暮らせてこそ、勉強や部活に取り組めると思います。もちろん、どんな状況でも大丈夫な方もおられるでしょうが、それは人それぞれです。

危険を回避する、また危険な場面に出くわしたらどう対応するか、その能力を養うことは娘の義務です。これはすぐには身につくものではないでしょう。これから四年かけて、獲得していくものです。

そして、環境を整えるのを支援するのは親の義務です。このようなイレギュラーなことが起きても、それも留学のうちの一つなわけですから、ただ戒めるだけではなく、柔軟に対応するべきだと思います。

この子供と親の足並がそろっていないとバランスが悪く留学は時にうまくいかなくなるのだと思います。

今後どのような結果になったか、また報告していきます。

 

かわいい子には旅をさせよ

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現在長女がアメリカのリベラルアーツの4年制大学に留学中です。
返済不要の奨学金を得て、アメリカの大学に入学しました。留学を決意し、大学を選び、TOEFLをとり、出願。入学準備、入学、そしてはじまった留学生活。
ここまで至るには様々な困難がありました。
そんな時、留学を実際に経験した人の話を聞きたいと心から思いました。この経験がきっかけとなり、ブログを書き始めました。
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